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2014年8月18日月曜日

小春団治師匠の新作と古典の2本立て興業


8月16日(土)の田辺寄席葉月席686回午後1時30分公演は、小春団治師匠の「たっぷり」であった。好きな噺家である小春団治師匠は新作派だ。しかし、今日の2席は新作と古典。師匠の古典が聴ける。大阪ネタの「宿屋仇」は聞いたことがあるが、どのように語るのであろうか?新作の「断捨離ウォーズ」の自作ネタも楽しみである。

始めに出てきたのが露の団姫(まるこ)さん、産前産後育休で休んでいたらしい。最近見なかったわけだ。相変わらず切れがある。おめでとうという声を発するタイミングが遅れて不発。続いて小春団治師匠の「断捨離」これは家の中の片づけを巡る夫婦の話、皆が思っている何気ない話を面白おかしく話す、さすが小春団治師匠。
さあお待ちかねの「宿屋仇」。これが最高の味を出してトントンと語る。確かに宿屋に泊った時の隣の部屋の音や声が気になる。鎮めるためには様々な手があるが、最高のオチで締めくくる。そういえば、この前東京に行ったときは壁が薄いため途中で何回も起こされた。チェックアウトの時に話したらフロントを呼んでくれたら良かったのにと言われた。宿屋仇の伊八がフロントだったのだなとふと思った次第である。落語での伊八は、イタチとなっていたのが可笑しかった。


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