ページ

2018年5月6日日曜日

鶴二さん50歳記念独演会


鶴二さんの独演会が国立文楽劇場で開かれた 落語仲間の「ごまめ」さんからのご案内で喜んで出掛けた 鶴二さんが出演する落語会にはもう何回も行ったが「独演会」は確か初めて 50歳を記念する独演会である 18歳で入門だから芸歴は32年になる 753席あるホールは満員御礼 三列目の真ん中で目が合う距離だった さすが御贔屓の多い鶴二さんならではのこと 女性は和服の方も多かった 皆さんお洒落をして来ているように思った 地下鉄の出口で女の人が二人 会話を聞いてみると面白かった 鶴二さんの若い頃の話しのようだ 終わって鶴二さんが外に出るとお客さんが「あんた うまいわ プロになり」とか言われたとか 「もうプロやのに」
さて 開口一番は「紫」さん 美貌の噺家である 華やか 今日はマクラが面白かった 関西弁の特徴である「知らんけど」という「尾ひれ」がつくこと これで笑わした 生粋の関西人ではないので多少の「ハンディ」はあるがそれを克服しての話しぶりに拍手 「看板の一」を演じた
続いてマジックの「ビックリツカサ」さん 初めて見る芸人だったが 堂々としたもの 三人目に鶴二さんが登場 「浮かれの屑より」という初めて聴く噺だった 「紙屑屋」とも言うらしい 鶴二さんの芸達者ぶりが伺えた
続いては「鶴瓶」さんが登場 さすが有名人 お客さんも大喜び 私にとっては最近では昨年の七代目松喬さんの襲名披露公演以来である 今回も「青木先生」だった
仲入りがあって幕が開くと お目当ての前田憲司さんと鶴二さんの対談 そこに鶴瓶さんも加わり松鶴師匠の想い出となる 亡くなられて33年になるという 前田さんが松鶴師匠宅で撮影したという貴重な映像が流れた 生きていれば今年100歳 今年繁昌亭で記念の落語会があるとのこと 私も同じ町内に住んでいたことがある その関係でどなたかの紹介で家内とご自宅を訪問したことがあったので懐かしかった 確か昭和47年から60年の間だった もしかして銭湯でも会っていたかもしれない
最後は鶴二さんの「子は鎹」名作だ いい噺である こどもの日だったから子どもの噺を選んだのだろうか 日本人皆に聴かせたい噺である
生まれて初めての「打ち上げ」に参加した 有名な前田先生とも少しだがお話しできて満足 今日は出番のない「森乃石松」さん達も来ていて話をした 彼の応援団も作る約束もしたので今後動かねばならない 今日は満足がいく落語会だぅた 鶴二さんありがとう 「ごまめ」さんもありがとう

0 件のコメント:

コメントを投稿