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2018年8月12日日曜日

第6回 喬若独演会



落語界の松坂大輔こと喬若さんの独演会 今年で第6回目 入門20周年記念とのこと もう20年になるのか 43歳 喬若さんを知って7年になるが 若々しさはあまり変わらない 入門20年と言えば、同じ笑福亭では たま 風喬 江戸に出ている里光 鶴光の弟子の里光が真打なので江戸に行けば「真打クラス」となる
客層はたまとほぼ同じ 年配者が結構いる 7月の同じホールで開かれたたまの独演会と同じ入りだった
開口一番は咲之輔の「平林」 サゲがいまいち聞こえなかったのが残念 だけどだいぶ成長した 喬若さんは三席「道具屋」「七段目」「花筏」それに篠笛 喬若さんは笛の名手と聞いている 同じ松喬師匠の喬介さんも笛が上手という 初めて聴いたがなかなかのもの 熱演だった 隠し芸 余興というより玄人はだしの芸であった
さて喬若さんの落語 「道具屋」は何回か聞いた噺 マクラでは一粒種の噺でタップリでした 寝返りの噺で爆笑「七段目」は趣味のひとつである歌舞伎の噺 マクラでは祖父・父が好きだった「役者へのかけ声」の披露 松島屋とは言わない シマヤ シマヤとくればダシの素 歌舞伎が趣味とは なかなかハイカラの家だと思う 
もうひとつの趣味は「鉄道」関西の鉄道の車掌さんの物まねが大変面白かった 阪急神戸線 京都線 阪神 南海 大阪メトロ 特に南海では「ざじずぜぞ」が発音できない和歌山の人を真似して車内放送をして笑わしていた そういえば和歌山の知人は「だぢづでど」言っていたなあ 特急サダンは特急サザンのこと 
「七段目」は熱演だった 素晴らしかった 最後の「花筏」も聴くのは初めてだったが 六代目松喬師匠を思い出した 勿論全く同じでない ところどころに個性を発揮して面白かった
今日のゲストは師匠の七代目松喬さん「借家怪談」を演じた 「幽霊」と「お化け」の違いを例によって解説 大変面白く最高のプレゼントだった

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