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2012年1月16日月曜日

談春のねずみ穴

昨年12月の独演会に行った。お誘いがあったからである。なかなかチケットは入手出来ない落語会である。追っかけファンが沢山居ることでも有名。森の宮ピロティホールは、1000名くらい収容できる。そのホールがほぼ満席。さすがである。初めて見た談春師匠は、男前で色気がある。人気者の要素を充分備えている。

さて、この日は三席。人情八百屋、禁酒番屋、ねずみ穴。たっぷり。普通は弟子が最初に喋るのだが、それがない。いきなり師匠の噺。まくらは、震災の件が中心だったが、30分近くあっただろうか。人情八百屋は、初めての噺だったが、なかなか良かった。次はお馴染みの禁酒番屋、談春師匠の水カステーらも良い。最後は、ねずみ穴。これは、ストーリーは知っていたので、特に驚きはなかったが、さすが上手い。「あなたが選ぶ談春この一席」のパンフをもらったので、試しにどのくらい聞いたことがあるか調べたら、60席中37席だった。約半分。これはこれは、談春師匠の噺は、これからもマークしておきたいと思った。ついこの前、亡くなった談志師匠の想い出話も聞けて満足した独演会であった。

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