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2014年4月22日火曜日

春駒さんを偲ぶ会(田辺寄席)


今日は、昨年12月31日にお亡くなりになった春駒師匠と同期の噺家が「偲ぶ会」をするというので、是非行きたいと思って田辺寄席に足を運んだ。昭和46年入門は、文太師匠、仁智師匠、雀三郎師匠の4人。春駒師匠はどちらかといえば、地味な存在。だが頭は4人の中ではふさふさしていたことを思い出した。文太師匠の話によれば、桂きん枝さんとは同じ高校だったとのこと。きん枝さんは昭和44年入門、2年早かった。春駒師は独特の語り口調があった。固いと言うか昔の警官のような感じであった。

この日は仲入り後に3人で春駒師の思い出を語った。文太師匠が司会進行役。全員同じ一門ではなかったため、そんなに深い付き合いではなかったとのこと。笑福亭、枝雀、文枝。春駒師は春団治。このような話は滅多に聞けない。それぞれの個性が良く出て良かった。お客さんもいつもより多くて期待している様子が分かった。春駒師のDⅤDがあった。上方落語の会。演題は「親子酒」酒のみの親子が喧嘩をしてしまう。こんなぐるぐる回る家は要らんというのがサゲ。実におもしろい噺である。春駒師のご冥福をお祈りしたい。

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