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2014年2月25日火曜日

笑福亭たまの崇禅寺馬場はオリジナルだった

久しぶりに足を運んだ「寺西家」の如月席。たまさんの崇禅寺馬場で始まった。江戸では鈴ヶ森。続いて文太師匠の「寝床」。旭堂南海さんの「矢頭右ェ門七」の講釈があり、トリは再び文太師匠の「五両残し」これは江戸では「星野屋」。以上4本を聴いた。丁度このくらいが良い。最後はお楽しみ抽選会があって全員に何かが当たった。私はミスタードーナツ。200円くらいか?何か当たるのは誠に嬉しい。


たまさんは京都大学出の噺家。独身。はやくも人気者となっているのはさすがである。外野席からは冗談で税金の無駄づかいと言われているが、別に京大だから噺家になってはいけないということはない。皆さんは笑っているけど、親は泣いているとは、高学歴の噺家に対するジョーク。学歴は関係ない。いつもはショート落語で始まるのだが、この日はソチ五輪で始まった。バイアスロンの射撃のネタで笑わしてくれた。また、巷でささやかれている嘘か本当か分からない「都市伝説」をいくつか紹介してくれた。崇禅寺馬場は福郎師匠で一度聴いたが、たまさんは少しアレンジして単純な噺に変えていた。時々、古典をアレンジしているようだが、これからもどのように創作するのか楽しみである。

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