3月の平成紅梅亭で春團治師匠の「野崎参り」を聴いた。1000人ほど入るホールはほぼ満員。野崎参りは何回か聴いたことがある。野崎参りは屋形船で参る・・・という歌があるくらい有名であるが、行ったことはない。5月の1日から始まるようだが、一度行ってみたいと思う。師匠がマクラで関西の三大参りは、京都祇園八坂さんの「おけら参り」、讃岐金毘羅さんの「鞘橋の行き違い」、それに野崎参りというていた、しかし讃岐の鞘橋は聞いたことがなかった。鞘橋というのはあることはあるのだが。・・・・
さて春團治師匠の十八番だけあって、この噺は聴かせる。何回聴いても面白い。口喧嘩で相手をやりこませると、その年の運が向いてくるという。喜六と清八の会話と、土手の向こうの口喧嘩相手の会話が落語になる。船頭との会話もある。同じような噺で枚方のくらわんか船、三十石船もある。春團治師匠は、1930年生まれだから今年82歳、お元気である。羽織の脱ぎ方といい、関西弁の柔らかさといい、上方にはなくてはならない噺家である。
さて春團治師匠の十八番だけあって、この噺は聴かせる。何回聴いても面白い。口喧嘩で相手をやりこませると、その年の運が向いてくるという。喜六と清八の会話と、土手の向こうの口喧嘩相手の会話が落語になる。船頭との会話もある。同じような噺で枚方のくらわんか船、三十石船もある。春團治師匠は、1930年生まれだから今年82歳、お元気である。羽織の脱ぎ方といい、関西弁の柔らかさといい、上方にはなくてはならない噺家である。