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2017年2月6日月曜日

正楽師匠の紙切りは国宝級


正楽師匠は「紙切り」の名人 二代目正楽に入門して平成12年に三代目正楽を名乗る 実は二代目正楽は次男が二楽と名乗り やはり「紙切り」をしている たぶん四代目正楽を将来は名乗るかも知れない 紙切りは男性だけかと思いきや 林家花という若い女性も最近デビューしたようだ 
正楽さんのファンは多い たいてい席は一番前に陣取っている 私も師匠が出ると「待ってました」と声を掛ける 勇気はいるが一度やれば後は声は出るようになる 初めは震える 
正楽師匠が最初にあいさつ代わりに切るのがこの「相合傘」だ 希望者にプレゼント 私がゲットしたのは声を掛けたからだ 
正楽師匠は身体をくねりながら紙を動かして切る ハサミではないらしい 紙を動かして切っていると言っていた 何故身体を動かすかというと・・・正楽師匠 自身の身体の動きとお囃子を止めて ハサミでただ無言で切るというポーズをとって 暗い表情をするのが得意のギャグ 何でも切りますよと言ったら奥のお客さんが前に出てきてお菓子の袋をもって来てこの袋が固いから切ってと言われたというのもいつものパターン
この日は「土俵入り」とか「猫の七五三」とか「幾世餅」とか言われて見事に切っていた 国宝級だと思うのだが・・・この作品は大事にしたいと思う 

顔ぶれ豪華で大入り満員


いやはやこんな豪華な顔ぶれに大満足 席は一番前に座った
前座は朝七(一朝師匠の弟子?七番目?)の牛ほめ で始まった
前座がこの日の進行を行っていた

一蔵 浮世床 なかなか上手いなあ 趣味はダイエット 特技はリバウンドと言っていた
木久蔵 太鼓腹 結構上手くなっていたのには驚いた 華がある 親の七光りかな
ダーク広和の手品 一番前だったので指名されて「ロープの紐切り」を手伝う
文雀 表彰状(新作)泥棒の話だが良く出来ている 爆笑
玉の輔 看板の一 軽快に演じる とにかく明るい 手ぬぐい集めが趣味とか
紋の助 独楽を廻して遊ぶ
文蔵 寄合酒 達者な芸 誰かと思ったら文左衛門さんではないか 文蔵を襲名したのか? 真近で見るとやはり怖い顔だが 結構人気者
正朝 紙入れ 上手い 聴かせる
ロケット団 漫才 面白かった 左は山形出身 四文字熟語 小池知事ときたら豊洲市場
左龍 羽織の遊び 摂は・・・というのが面白い
文菊 初天神 なかなかの本格派 将来の大物だ
正楽 紙切り 最初のご挨拶代わりの「相合傘」を頂く 待ってました ありがとうございます
天どん たらちね 独自の世界がある 解説付きで喋る
文楽 権兵衛狸 やはり文楽の名前だけある芸
仲入り
朝也 やかんなめ 今秋に真打となり 三朝を襲名 期待が持てる人材
すず風にゃん子・金魚 漫才 舞台でお客の差し出したバナナを食べる金魚 ゴリラそっくり
一之輔 鮑熨斗 まさか人気者が出るとはラッキー 余裕充分の芸 
圓太郎 正しい外交官 得意の外交官小噺 時間調整かな
仙三郎 傘廻し 親子3人で演じる 
一朝  二番煎じ さすがユウティリティプレーヤー トリはこの人 今日は一門勢ぞろい