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2020年2月2日日曜日

七代目松喬一門会は楽しい


1月31日に開催 もう12回目になるという 今日は喬若さんの奮闘記とあって2席聴けるのでそれを楽しみに足を運んだ それともうひとつ新弟子の喬龍さんの舞台も見たかった
繁昌亭は大入り満員 補助席も用意されていた 私は一番前の席 あの5番だった 小学生から後期高齢者まで幅広い 松喬師と喬若さんの登場では女の人の甲高い声で声がかかる 喬若さんの母親?かどうか真実は不明 この前の阿倍野の独演会でも声が掛っていた
開口一番は喬龍さん 26歳か イケメンである 噂の東出さんを彷彿とさせる 緊張気味で15分間の舞台 三人旅の中から馬を借りる場面から噺を始めた 初めて聞く噺であった 珍しい 前座の噺としては難易度が高い? 上手にすらすら 素晴らしい 落語評論家の方も来ていたのでマガジンにはどう載るのだろうか?
喬介さんも15年目だという 相変らずの人気者である 初めて聴いたのは倉吉の豊田亭であった このときは入門したばかり 当時の三喬さんから聞いた 今日はこれも喬介さんから初めて聴く「餅屋問答」笛の話をしていたが笛の名手喬若さんから習ったという
喬介さんも笛は相当上手いらしい
松喬師は「崇徳院」で堪能させてくれた アドリブというか博識のあるところを随所に見せる舞台は飽きささない 素晴らしい
さて喬若さんは二席「豊竹屋」は浄瑠璃好きの節衛門さんが登場 オチは「かじっただけ」と良く出来ている 口三味線が上手すぎる さすが文楽や歌舞伎や浄瑠璃に詳しいだけのことはある 二席目の「天災」はお馴染みの噺 何回か聞いたがこれも素晴らしい 表情が上手い
マクラでは福太郎くんの成長が伺える噺だった 途中小学生が大笑いしていた まさか福太郎君ではないでしょうね 
この日はマスクをして鑑賞していた方が多かった 最近(細菌)コロナウィルスが流行っている 小さな小屋の繁昌亭だけにコロナウィルスが繁昌してはいけない