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2016年3月16日水曜日

文太噺の世界in寺西家


田辺寄席は日程の関係で今年になってまだ行けていない その代わり文太師匠の噺が聞きたくて寺西家に向かう 呂好さんは「みかん屋」 文太師匠は「松島心中」 鶴志師匠は「猫の災難」 再び文太師匠は「ぜんざい公社」 松島心中は珍しいと思ったら江戸では「品川心中」であった 松島 品川いずれも遊郭 あまり聞けない噺でありさすが文太師匠は素晴らしい ぜんざい公社は何回聞いても笑い転げる サゲはこのぜんざいは甘くないがな 甘い汁は役所が吸っていますは今でもある話というのが受けるのだろう 初めて聞いたときはさすが落語だと感心した

呂好さんは呂鶴師匠の弟子 貫禄がついてきた 笛の名手らしい いちど聞きたいと思う 鶴志師匠は六代目松鶴師匠の弟子 好きな噺家だ マクラも面白かった 春團治師匠に稽古をつけてもらったこと 今話題の六代文枝師匠の話など おおいに笑わせてくれた
この会は70人くらいで丁度良い 座席も椅子席 丁度前の人がいないと思って座っていたら開演直前に大男がその席に座って大迷惑 前が塞がれてしまった 残念 終了後にお楽しみの抽選会があるのだが これは当たって大満足 久しぶりの落語会を堪能した一日でした