松喬一門会 六代目が亡くなって5年経つ その後 年に3回開催されているという 知ってはいたが行くのは初めてだった
今日のお目当ては喬楽さん 会場に着くと喬楽さんと会えた だいぶ痩せましたが最近また戻ってきたと言っていた 「趣味はダイエット 特技はリバウンド」と言ったらそれは誰かのネタ違いますかと返された
確かに人相が前と違った 今日はトリで登場 マクラで自らの体調のことを話した 驚いた そんなことがあったのか 全く知らなかった 頭も明快だし口も良く回っていたように思ったのだが 本日のネタ「次の御用日」から「宗論」に変更となった お客さんは喬楽さんの噺に引き込まれていた 頑張って欲しいというムードが充満していたように思う
終わってからメールで激励 直ぐに返事がきた 「焦らずユックリと生きていきます」
今日は生寿さん「子ほめ」 喬若さん「七段目」 そして七代目松喬師匠「矢橋船」 仲入りがあって生喬師の「朝友」生喬師によれば「ともふさ」と速記本には書かれているそうだが ルビが「ともふさ」と振ってあるが誤植の可能性大 題はそのくらいいい加減ですと説明された ともあれこれは先日鑑賞した宝塚の「アナザワールド」でも取りあげた古典落語 今は生喬さんしか演じない珍しい噺 サゲは「ご縁」(五円)ではなく6円(冥途行は6文銭が6円に値上げ)なかなか面白かった さすが生喬師である
七代目の「矢橋船」も滅多に聞けない噺 10年ぶりに演じるとか でもなかなか素晴らしい出来 松喬一門会 次回は12月29日とのこと 是非参上したい