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2018年9月10日月曜日

松鶴 生誕百年祭




久しぶりの動楽亭 中に入ると たまさん 鶴二さん 生喬さんが会場準備や記念品販売を行っていた 豪華顔触れである 迷わず生誕100年祭の記念誌を買った
今週は繁昌亭 動楽亭で「松鶴師匠ウィーク」と称して笑福亭の噺家が総動員 日頃は仲が良くない「笑福亭一門」らしいが70名も集まるという
従って昼は繁昌亭 夜は動楽亭というように二つの場所が必要のようだ 東京からも鶴光師匠の弟子がやってくる 
四日は大阪を襲った台風21号の影響で繁昌亭の昼席はお流れになった 出番だった遊喬師ほかがこの日の動楽亭に回ってきた 初めて見る「べ瓶」も登場した 普段は東京で出ているそうで上方では馴染みが薄い しかしファンは多い
縁(ゆかり)と笑子(しょうこ)の女性噺家は今日見るのが初めてだった 笑子は元婦人警官とか 鶴二師 生喬師と同級生らしい そうは見えなかったが鶴笑師匠の弟子らしくパペット(人形)を使った腹話術で楽しませてくれた 異色の噺家である 神戸生まれとかであやめ師にどこか似ていた
後ろの席にやまだりょこさんが座っておられたので話しかけた いつもメルマガを読んでいると話したら喜んでおられた 有名な評論家であるが控えめにしておられるのが素晴らしい 最後の福笑師匠の「憧れの甲子園」までメモ帳を持って聴いておられた
鶴二さん 生喬さん たまさんにも話が出来て満足の動楽亭であった


彦八まつり 2018



9月の第一週の土日は「彦八まつり」あいにく土曜日は大雨だった 日曜日はお天気も良く満員御礼だった 福郎師匠のところへ直行する 師匠がおられたので挨拶したらまあまあ椅子に座ってということで世間話をした 11月の独演会のチケットも購入 師匠のお店はいつも「古本屋」 落語の道具屋に出てくる「本屋の善さん」というお店 師匠は本好きで有名だ 落語界随一の読書家である 先代もそうだった
「彦八まつり」は今年が「第28回目」実行委員長は春蝶師 確か第1回は露の五郎師匠だった 委員長は順番に回っている ただ誰でも出来るわけではない 旬の噺家 話題の噺家が対象と思う この委員長になるのは名誉なことだと思う 今年は春蝶師がどんな企画をするのかと思ったら テーマは「甘~いお祭り。」二世落語家を集めたり 香西かおりさんを噺家のど自慢の審査員に特別ゲストとして招いたりして 素晴らしい なおのど自慢は銀瓶さんが優勝したようだ
落語家に話しかけるのは難しい 今日は喬楽さんがテントの中にいたので話しかけた この前の落語会で衝撃なことを聴いたのでどうですかと声かけた ゆっくり無理をしないようお願いした 5日は松鶴ウィークで繁昌亭で出番があるとのこと 後日 兄弟子の生喬師から聴いたのであるが普通に「寄合酒」を演じたという 良かった
しかし知らない噺家が増えた もう300名位になっているのではないか 特に女性噺家も多くなっているような気がする あやめ師の弟子の「おとめ」さんもすれ違った 美人が多くなった お花畑のような上方落語協会に期待したい