今年2回目の落語会 心斎橋角座 12月から大阪落語祭を天満天神繁昌亭ほかでやっている かなり大々的なものである コロナ禍の中 噺家さんも仕事がかなり減っている しかしソーシャルデイスタンスも取らないといけないので満席は無理だ 定員の三分の一がやっとだろう 今回の角座も約40名だった 全員マスクと入場の際の消毒と仲入りのときの換気 全部必要 しかし演者と客席の間のアクリル板はなかったし噺家さんの声もマックスだった 確かに噺家さんと最前列の席の間隔は5メールとくらいあった 私は最後列に座わった しかし老人が椅子を持ってきて私の後ろに座った 鼻水が聞こえるし咳も時々していたので私も席を移動して離れて座った こういう人は本来は招かざる客と思う
角座は松竹芸能が経営 笑福亭門下と春團治門下が多数出演 他に漫才も酒井くにお・とおる他2組が出演 噺家は治門「月並丁稚」 生寿「金釣り」 梅團治「千早振る」 喬若「初天神」 鶴二「時うどん」 喬介「寄合酒」 恭瓶「天失気」(初めて舞台で見た噺家だった) 春團治「愛宕山」 松喬「トナカイの動物園」 春若「三十石」なんと10名の豪華版だった 漫才は酒井くにお・とおる よふかしイエロー 雷ジャクソン
お目当ては喬若師 どんな噺をするのか期待していた 「初天神」だった 時間が限られているのでオチは「わあわあいうとります初天神の途中まで・・・」だったかな シメは
久しぶりに生で聴いた落語は良かった やはりナマは良い 前回は繁昌亭での松喬一門会だった 今回も松喬師匠はじめ弟子の喬若師 喬介師 生喬さんの弟子の生寿師と4人も出演したので楽しめた 特に松喬師匠は今日24日のクリスマスイブにしかやらない「トナカイの動物園」を演じた 虎をトナカイに変えたもの 「赤鼻のトナカイ」とだけあってオチは「鼻を明かしてやろう」だった サービス精神旺盛の師匠である