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2021年5月8日土曜日

浅草演芸ホールから生ライブ



5日は浅草からのライブ これも楽しみだった 昼席に登場した噺家さんについてのメモ 扇兵衛 初めて 木久扇師匠の10番目の弟子 せんべいよりはまんじゅうという感じ 道具屋を演じる 木りん 木久扇師匠の弟子 身長192センチ 父は元大関清國 相撲の噺 切れが良かった 将来有望と思う 続いて三朝 「みささ」ではない たぶん一朝さんの弟子 はきはきして上手い「新聞記事」をしっかり演じる きく麿 一度生で聴いたことあり 面白過ぎる金明竹 九州弁で達者 続いて玉の輔 人気者である ちょっと痩せた感じだが歯切れは良い 安心「つる」かな 通常の「つる」とは違う 元気で良かった 圓太郎 「強情灸」 時蔵  初めて 木久扇師匠の弟子だが直弟子ではない 酒飲みの噺だったが演目は不明  文楽師匠 さすが上手い「六尺棒」  一之輔は「人形買い」を演じた  さん喬師匠は「初天神」を  正朝は「わら人形?」  三平の落語は初めて「荒茶」=上方では荒大名の茶の湯 マクラでは駄洒落連発  そして一朝師匠の「湯屋番」で仲入り

彦いちは自作の創作落語半ば  木久蔵は木久扇の息子 はきはきしている ネタは「後生鰻」  白酒は軽快に「茗荷宿」 昼の主任は木久扇師匠 お馴染みの「彦六伝」落語より漫談? 今日は木久扇師匠が主任だったから弟子の出番が多かった

さて夜席 トップは小んぶ「太閤記」を大きな体で演じた  わさびは鯉の滝登りだったか   三木助は「猿後家」  馬石は「堀の内」珍しい噺  菊之丞は「替り目」の後半部分  小ゑんは初めて 得意の新作「フィ」圓丈師匠もやるネタらしい   圓歌は「やかん」だがお馴染みの駄洒落連発  カルロスゴーンがオリンピックに出る?高跳び とか キリンは夜行性?アサヒを嫌うとか 笑わす 

ここで仲入り  左龍は「宮戸川」 はん治はいつもの新作  扇遊は「一目あがり」  雲助は「辰巳の辻占」だった 実は分からないので師匠にメールで問い合わせ 直ぐに返事があった 師匠から 「以前は人情噺だったとか巻煎餅の中も本当に辻占いで待ち人来たらずの類で面白みに欠けるとのことで後世の噺家が都々逸に変えたとか 本来は「辰巳の都々逸」なのでしょうが語呂が悪いのでそのままになっている」とか 詳しく教えて頂いた ありがたい  さすが落語会一のIT通 夜の主任は喬太郎「転宅」でたっぷり 満足満足

夜は落語が多かった しかし色物の芸人を入れてれば50数人が登場したのではないか 10時30分から21時まで 凄いのひとこと 江戸はやるなあ 上方も頑張らないといけない


2021年5月5日水曜日

鈴本演芸場から生ライブ

5月3日(祝・月)に生ライブが「YouTube」であると親しい方からメールを頂いた 12時30分からの昼席と17時からの夜席 豪華な顔ぶれである 落語だけでもたっぷり 
 昼席はつる子 歌奴 志ん輔 一朝 たけ平 白酒 で仲入り 文蔵 さん喬 トリ(主任)は一之輔 9名 他に色物が入る 
 夜席は甚五楼 彦いち 扇遊 こみち 喬太郎 仲入り 菊之丞 トリ(主任)は権太楼 7名 江戸はスターがたくさん 喬太郎 菊之丞 一之輔は人気者だ 他にも三三 落語協会だけでも多数 落語芸術協会も最近は若手が真打になって期待がもてる 知っているだけだが昇吉 小痴楽 宮治 鯉斗 講談の松之亟改め伯山 など多士済々の顔ぶれ それに比べて上方は数えるほど たま 吉弥 ・・他に出て来ない 

 さて今日のライブの収穫は歌奴の佐野山 大横綱の谷風梶之助が登場する相撲噺 たけ平の源平盛衰記 他はあくび指南 時そば 寄合酒 厩火事などお馴染みの噺だった YouTubeの視聴者は5000人とか チャットで皆さんメッセージを寄せていたがこれがまた面白い 5日は浅草演芸ホールからの生中継がある ここは鈴本より倍近く芸人が出てくる 一人当たりの持ち時間が短いらしい 

 3日は20時30分から菊之丞さんの「でじたる落語」があった これは「ほうじの茶」で大笑いした 最高の芸である 彦六 雲助 さん喬 談志の物まねである ゲストに喬太郎 得意の創作落語で「同棲したい」やや怪しい噺である 

 これとは別に喬太郎さんの「歌う井戸の茶碗」もYouTubeで見たがこれが最高に面白かった 緊急事態宣言で鈴本も浅草も5月1日から休業となった 他が閉めているのに演芸場だけが開いているのはおかしいという世論があったようだ 席亭も悩んだうえでのオンライン配信 に切り替えた  おかげで「免疫力アップ」にはつながった ありがとう鈴本と浅草