8月30日に収録された平成紅梅亭は、6代目桂文枝の襲名披露公演だった。春風亭小朝が出るのも楽しみだった。他に桂三金、桂あやめと丁度良いラインナップだった。特に文枝さんと小朝さんの対談は、40分くらいだっただろうか。おそらくだいぶカットされるのではないか。危ないトークショーだった。文枝師匠は新作の「芸者ちどり24歳」を演じた。お婆さん芸者トキ、母親の芸者はカモメ、オチは「トキは金なり」実によくできた噺だった。なかでも文枝さんの唄は本当に上手だった。小朝さんは「ぼやき酒屋」(三枝作)。これも現代のジョークをふんだんに入れての面白い噺だった。
小朝さんも言っていたように文枝師匠は、相当疲れているようだった。楽屋ではグッタリだったらしい。しんどそうだったが、やはりお客さん相手ではしっかり、たっぷり、演じていた。さすがである。この日は、息子を誘った。息子も小朝さんなら行くと言っていた。一度聴きたかったらしい。この前は小枝の独演会に行ってきたらしい。一緒は2回目。息子も落語好きである。
0 件のコメント:
コメントを投稿