4月2日(火)が杮落し。何故2日かと思ったら大安であった。杮落しの前に銀座でお練りがあったので覗いてみた。雨の銀座、1丁目から4丁目までのお練り、ものすごい人であった。勿論、女性ばかり。傘で前が見えない、わずか橋之助さんの顔を見ることができた、お練りの後に新歌舞伎座の前に移動した。大きな建物である。地下に切符売り場と待合所ができていた。広場のようで、コンビニもあった。行列していたので何かと思ったらコーヒーのサービス、東京のおばちゃんも大阪のおばちゃんと同じ。東京は見栄を張って並ばないのだと思っていたら違う。おんなじ。
歌舞伎の屋号は時々落語のマクラにも出てくる。成田屋、播磨屋、成駒屋、中村屋、高島屋、・・・・
松坂屋、・・阪急、大丸、・・・、島屋、だしの素・・・など、吉弥さんなど歌舞伎好きが振るネタである。今や歌舞伎は庶民にとって高値の花であり値段は高い。落語は庶民のお楽しみであるが、昔々は歌舞伎も庶民のお楽しみであったようである。七段目などを聴くと丁稚さんもしばしば通っていたようである。