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2013年5月11日土曜日

「いかいの寄席」の3人そろい踏み


連休中のお楽しみは寄席が一番。27日は桃谷で「いかいの寄席」に参上。喬楽さん「宗論」、新治さん「禁酒関所」、鶴二さん「ねずみ」。3人はこの地域の出身。そこで始まった落語会。諸般の事情で今回で中休みをとるとの挨拶があった。エエホンマかいな。そういう節目の日に来たとは。3人が揃って最後に挨拶を。落語では出てこない雑談が面白かった。滅多にみられない光景であった。

喬楽さんの「宗論」は、先日、松喬さんの十六夜で聴いたばかりで、今日はどうかなと思っていたら同じように面白かった。鶴二さんの「ねずみ」はご存じ左甚五郎の噺、江戸落語の舞台は仙台だが、上方は岡山。祭りすしが出てくる。また、ぼっこうおえりゃせんと岡山弁を使っていた。さすが鶴二さん。感心した。新治さんの「禁酒関所」は、江戸では禁酒番屋、近藤の旦那も松本に代わる。新治さんも即興でクスグリを入れて大笑い。それぞれ味わいのある噺家のそろい踏みの舞台が復活することを祈念します。

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