落語作家の小佐田定雄さんが枝雀師匠のために書いた「新作落語」の「雨乞い源兵衛」を福丸さんが演じた 小佐田定雄さんと言えば上方では相当有名な方である 一度田辺寄席でお見かけしたことがある 最近では「枝雀らくごの舞台裏」とか「米朝らくごの舞台裏」などを書かれている とにかく上方ではこの人の右に出る人はいない 江戸では矢野誠一 京須偕充 最近売り出しの広瀬和生 昔は安藤鶴夫とか小島貞雄とかうるさい評論家がたくさん居た 安鶴さんは新作落語に厳しかったと聞く とにかく古典落語派なのだ
さて、福丸さん マクラで「長屋」に住んでいるとか言っていたが本当かなあ 灘中 灘高 京大を出て落語界に入った人物 転職組は「皆さんは笑っているけど親は泣いている」と言って人を笑わす 福丸さんは自己紹介をしないのでそんなに高学歴ということは分からない 「たま」は京大をPRするが福丸は違う そこが彼の偉いとこ 噺も前よりも随分上手くなった ただバカ話が出来ない いつまでも冷静だ 「雨乞い源兵衛」も枝雀さんのような芸の幅はまだだ 自分の言葉で笑わすにはもう少し時間がかかる 噺は雨に降られる お花が男に振られるがオチとなっている 頑張れ福丸 応援しているよ
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