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2016年11月6日日曜日

たま 秋の陣


9月19日の阿倍野区民センター 今回は予約が早かったので3列目の席だった 露の瑞「犬の目」 治門の「野ざらし」と続いた 瑞は可愛い感じ 北野田から阿倍野まで電車で「きたのだ」と笑わしたが・・・反応はイマイチ 治門も若いので余裕はないのだろうか 「野ざらし」も教科書通りで可もなく不可もなし 仲入りは福車の「ねずみ」 さすが聴かせる
さて たまは3席演じた 「走り餅」「危険な情事」最後は「崇徳院」とショート落語だった 前回と違って今回は良い出来ではなかったように思う
「走り餅」は初めて聴いた噺 清八・喜六の「東の旅」の復路 つまり伊勢神宮からの帰り道の出来事 「東の旅」の一席 逢坂の関で乞食に絡まれた侍を助けた二人は、名物走り餅をおごってもらうが 侍は突然しゃっくりが止まらなくなった 乞食は侍を驚かして侍のしゃっくりを止めたので一文贈れというというのがサゲ 走り餅は有名な名物 やわらかいお餅だ 正式には走り井餅というようだが・・
「危険な情事」は新作落語だが内容が感心できなかった まさに危険な噺 しかし最後の「崇徳院」は古典中の古典 とても良かった たまの「ショート落語」も時事ネタを仕入れてなかなか上手い 次回は1月15日 ABCホールでの独演会 楽しみにしている

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