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2019年1月27日日曜日

田辺寄席 睦月席 桂米二一門会


今年初めての田辺寄席 米二一門会 楽しみにしていた 米二師匠から届くメルマガはいつも楽しみにしている そこでも田辺寄席の案内が書かれていた 父上が昨年ご逝去されたとの記事を読んだ 師匠の思いが伝わって来た もともと師匠の文才は凄いものがある 「上方落語 十八番でございます」という著書ある 勿論購入した 2013年2月3日にサインして頂き大事に読んでいる 
この2月3日に二葉さんは(2011年3月9日入門)二席(「子ほめ」と「道具屋」)演じた 師匠は「茶の湯」と「初天神」の二席を演じたのを覚えている
さて田辺寄席 二葉さんが「牛ほめ」を可愛らしく演じた お客さんも可愛らしい仕草や言い回しに爆笑していた マクラでは2017年に入門した弟弟子の二豆さんのことで笑われていた
続いて二乗さん この時期らしい「ふぐ鍋」もうどこに出ても立派に出来る噺家である 2003年入門ということは16年か これからである
トリの米二師匠は「代書」これは最初に入って来た男までで終わるのかと思ったらそうではなかった 続きがあったようである 初めて聴いたような気がする 米朝の師匠の米團治さん作なので正統派として演じた
文太師匠は「千早振る」さすがである 次から次と出てくる会話 師匠のネタはどのくらいあるのだろうか 
だんだん田辺寄席も緊縮財政になって来た 正月はぜんざいが振舞われていたが今年もなし 第836回の開催 年に約30回開催だから3年後に900回 長生きして楽しみたい

2019年1月18日金曜日

たま 阿倍野独演会 2019年新春


今年も「たま阿倍野独演会」で落語鑑賞がスタートした 今日は誕生日とか 天使さんがお祝いの歌ということで合唱 さすが天使の贈り物 素晴らしい
白鹿さんは2回目だったが 成長途上「転失気」も独自のクスグリを入れていたのは良かった 転失気の「しき」を 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺の正岡「子規」とか 
天使さんは「七段目」まだ若いのに達者だ 女流噺家でも有望株とみた 確か桂米朝師匠門下 月亭門下 孫弟子だったような
さて たま師の登場 年末に手を怪我した話を面白おかしくマクラで話した 怪我のこともネタにするあたりさすがだ 長いマクラの後は「水屋の富」を演じた 富くじであたった800両を床下に隠していたが泥棒に取られた水売りの男 取られる前は心配で心配で・・・ 取られた後は元の生活に戻るという噺
続いて「ネズミの王国」ミッキーマウスと言えば東京ディズニーランド なんと大阪のUSJとのバトルだった たま師独特の新作だった
仲入り 三風師が登場 得意の「振込め」だった 何回聴いても面白い もっと他の噺を聴きたかったのだが
最後はたま師の「貧乏花見」だった オーバーなアクションで笑わせた 満足度は400% 4人×100%とした
私の知人とたま師が高校時代の同級生であることが分かった しかも剣道部で同期だという へえー剣道部だったんだ その頃から変わった技を繰り出していたと聞いた たま師らしいエピソードだ