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2019年12月30日月曜日

年の暮れの六代目松喬一門会


年末恒例の一門会 少し遅れて会場に到着すると超満員 七代目が受付に立って皆さんにご挨拶 生喬さんや喬介さんが会場整理をしていた こんなに入ったのは初めてらしい 200名はいただろうか 年配が多いようだ 後列にようやくひとつ席を見つけて座る 今年最後の笑い納めである
いつもこの会はネタ出しをしている 今日は「徳兵衛炬燵」がどんな噺なのか興味があった たぶん「按摩の炬燵」だろうとは思っていたが
喬介さんはマクラで博多で行われた春団治師匠の口上の司会をしたことを面白おかしく語った 前にも一度聴いたことがあったと思う ネタは「米揚げ笊(いかき)」堂島の米相場師の上がることが好きな御仁の噺
風喬さんはお得意の絵を3名にプレゼントするということで手を挙げたが早々とジャンケンで負けてしまった ネタは「ハル子とカズ子」かい枝師とネタ交換をした創作落語 確かに早く終わった
仲入り前の遊喬師はなんとも言えぬ味 最近そう思うようになった「崇徳院」は何回も聴いた噺だがオチも変えて良かった 
生喬師のマクラはいつも面白い 今年東京から小痴楽師の真打披露口上の舞台に上がった時の話 昨年立川らく次師の真打口上に呼ばれた時の話 大好きなタカラヅカの大湖せしるさんと口上の席が隣同士 だったのが志らく師匠の配慮?で席を離されたことなど 生喬師の話芸は楽しい ネタは「加賀の千代」
七代目の松喬師は今年の小噺を二つ紹介 ひとつは関電事件 もうひとつは東京五輪のマラソンが札幌になったこと それぞれオチをつけて爆笑 ネタの「徳兵衛炬燵」はあまりやらないネタだそうでしたが相変らずの芸でこれまた爆笑 お酒を飲まない六代目だが飲みっぷりはたいしたもの
今年は毎月落語会に足を運ぶという目標だった 集計すると14回だった 来年はこれを増やしたい まずは1月5日のたま師の阿倍野ファイナルでスタートする



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