毎年恒例のハルカス寄席に出掛ける 贔屓の喬若さんは初日と2日目 初日はラグビー観戦のため2日目だけとする 会場はいつもと違い8階のアート館だった 到着すると長い行列が出来ていた これは凄いどないしたんやと最後尾に並ぶ 子供や女性?係員に聞くと「ミッフィー」のグッヅの販売だった 落語は隣とのこと 18人目のチケットを購入した
今日は1部・2部・3部とある 1部で2000円 1・2部で2500円 全部で3000円とのこと 1・2部を購入 落語7席と講談1席 私にとっては楽しみな顔ぶれ
1部は福丸・雪鹿・喬介・かい枝 2部は喬若・呂好・染左・南海(講談)本当に久しぶりなのでどんな噺をしてくれるのか?珍しい噺はしてくれるだろうかと首を長くしていた
トップバッターの福丸さんは「時うどん」を演じる 江戸時代の時間の数え方をレクチャーする 午前0時は九つ(ここのつ)あとは2時間ごとに八つ・七つ・六つ・五つ・四つとなり また九つに戻る なぜ九つからか?中国では古来数字に陰陽があるという 陽は奇数の数字 陰は偶数の数字 つまり奇数の一・三・五・七・九の一番大きい九が縁起がいいとおうことで九から始まるという 奇数は1月1日は正月・3月3日は桃の節句・5月5日は菖蒲の節句・・・七五三というのも奇数である お祝いは1・3 不祝儀は2・4とか 確かにお年玉も1・3・5という数字が良いですね さすが福丸さん 京大卒
雪鹿さんは喬若さんの会で初めて知ったがなかなかの芸達者 文福一門の物まねをして「運回し」喬介さんは良く通る声で「兵庫船」を トリはかい枝師の「蒟蒻問答」さすがに笑わすのはうまい
第2部は待ってましたの喬若師「長短」からスタート 昨日も出演していたがその時の話 楽屋でちょこっとお酒を飲んだのが良くなかったようでしくじりをしてしまったとのこと お酒は全く駄目なのに本番前に飲んでしまった どんなしくじりか聞きたかったが
続いて呂好さん これも入門当時の話を披露 3年前に亡くなった親父の話が面白かった 兵庫県のある都市の市長をしていたとのこと オレオレ詐欺を題にした「おかん」という新作 続いて阪大卒の染左さんの「質屋芝居」得意な噺だと思う トリは講談の南海先生のおめでたい「細川の福の神」
今日は御座候の紅白を差し入れ 喬若さんから御礼のメールを頂いた