当たると連続するものだ ひとりだと当たりやすいのか 今回は大好きな松喬師匠 席も上々いい席だ 今日は一門の風喬さんも出ている ラッキー
松喬師匠はお得意の泥棒もの「泥棒と若殿」初めてだ なんと山本周五郎の作品を自ら落語に仕立て上げたというから凄い 珍しくマクラなしで始める 全国放送で流れるから時間は30分以内と決まっている たぶん時間がきっちりかかるのだろう 演者も大変です
噺は人のいい泥棒とさわやかな若殿が出てくるもの 意外や意外 良い噺だった このような泥棒ばかりだといいが・・・今は本当にぶっそうな時代 闇アルバイトというのだろうか平気で泥棒に入って盗んでくる そういう噺ではなく人情ものである
昔 新作落語を書いて応募したことがある 今でもチャレンジしたいと考えているが よく考えてみると落語はだいたいパターンが決まっていると思う 落語だからオチも必要 枝雀師匠によると4つに分類している
ドンデン返し 動物園の「わしも5千円で雇われた」
謎解き ゼンザイ公社の「甘い汁は先に吸うております」
ヘン 桃太郎の「今どきの大人は罪がないわ」
合わせ 饅頭怖いの「今度は、熱いお茶が怖い」
新作はオチから考えた方が良いのかと思う 日常の中でそういうものを見つけて面白い噺を作ってみたいと思う
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