露の新治さん、笑福亭鶴二さん、笑福亭喬楽さんの共通の出身地である大阪桃谷での落語会に行きました。特に喬楽さんは、生で聴くのは初めて。鶴二さんの話によると、なかなか聞けない「天然記念物」の噺家だそうです。本人は「世界遺産」と言っておりましたが・・・・。新治さんは「猿後家」これが実に新治さんにあった噺、トリの喬楽さんは「壺算」これも汗をかきながら大熱演、そして鶴二さんは「尻餅」。最近覚えた噺と言っていましたが、なかなか大したもので、笑わしてくれました。
「尻餅」は、年末の噺だが、時代を先取りすることから言えば、ちょうど良い時期かもしれない。私の小さいときは、お正月のお餅をついてまわる「賃つき屋」があったことを思い出す。この賃つき屋の真似事を家の中でやろうとするのがこの「尻餅」。
嬶に尻を出させて、親爺が尻を叩くのだが、この音がペッタン、ペッタンと良い音が出る。鶴二さんは右手の握りこぶしで左手の手のひらを、気持ちよさそうに叩く。実に良い音である。だんだんと嬶のほうが痛くなって、音を上げる。オチは、「あとの2臼は、白蒸で食べとくれ」。6代目松鶴師匠の得意ネタだけに鶴二さんは師匠譲りの味を出していたと思う。この日は落語の前と終わってから鶴二さんと話をする機会があった。12月15日(土)の京都の松葉での落語会の誘いを受けた。是非行きたいと思っています。
「尻餅」は、年末の噺だが、時代を先取りすることから言えば、ちょうど良い時期かもしれない。私の小さいときは、お正月のお餅をついてまわる「賃つき屋」があったことを思い出す。この賃つき屋の真似事を家の中でやろうとするのがこの「尻餅」。
嬶に尻を出させて、親爺が尻を叩くのだが、この音がペッタン、ペッタンと良い音が出る。鶴二さんは右手の握りこぶしで左手の手のひらを、気持ちよさそうに叩く。実に良い音である。だんだんと嬶のほうが痛くなって、音を上げる。オチは、「あとの2臼は、白蒸で食べとくれ」。6代目松鶴師匠の得意ネタだけに鶴二さんは師匠譲りの味を出していたと思う。この日は落語の前と終わってから鶴二さんと話をする機会があった。12月15日(土)の京都の松葉での落語会の誘いを受けた。是非行きたいと思っています。
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