小春団治師匠が古典を演じるのは珍しいと思う 普段は自作の創作落語が多い 今日は「鴻池の犬」だった マクラで金持ちの噺をした ビル・ゲイツが如何にお金持ちかを1万円札に例えて話したのは面白かった 792億ドルとか 1万円札を縦に並べて大阪から米原まで行くらしい 良く調べたものだ 小春団治師匠ならではである 日本では昔は鴻池善右衛門 紀伊国屋文左衛門 淀屋辰五郎 とか さすが日本一のユニクロの柳井社長までいかなかったが面白いマクラだった
鴻池の犬は3匹の犬の物語 クロ、シロ、ブチの三兄弟の悲哀 ここでマクラの金持ち鴻池家に引き取られたクロはとても大事にされるが・・・ ブチは亡くなり シロは下町で哀れな姿 クロの家のあたりに迷い込む そこで二匹は出逢うのである 弟を可愛がる兄のクロ 落ちはイマイチだが 落ちに至るまでの過程が面白いと思う 面白い=尾も白いというギャグはなかったが入れ欲しかったし犬のおっちんする真似をしても良かったのではないかと思う
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