左手奥の階段を下りて吉坊さんが登場 さすがお洒落な高そうな着物 顔も艶やかでだいぶと大人顔になっている 久しぶりだ 米朝師匠の孫弟子とあってマクラでは師匠の俳句仲間「やなぎ句会」の小沢正一 加藤武さんらの話 特に先日亡くなった加藤武さんからは随分可愛がってもらったという 加藤武さんからは「えなりかずき」と渾名を付けられたらしい 自らも以前はお茶くみ坊やとかえなりかずきとかマクラで話していた そういえばこの句会のメンバーで今生きているのは永六輔と小三治師匠とか 江戸の扇橋師匠も先日お亡くなりになったなあ
今日の2席の内「仔猫」は聴きごたえがあった こどもの猫=仔猫 女中のおなべ 不細工だが一生懸命お店のために働く 皆とても助かっている しかし夜になると不思議な行動をする それを目撃した 怪談噺ではないが おなべの過去に・・・・・ 謎が 仔猫との関連が・・・落ちは「ねこかぶっていたのか」
これは米団治さんもよく演じるネタ 結構大ネタである 45分くらいある 若い吉坊さんはこの難しい噺を熱演 汗びっしょりだった 以前は声が高く歯切れが悪かったが今日は聞きやすかった 吉坊はかなり勉強家である これからが楽しみな若手で注目したい
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