はやいもので三代目春團治師匠が亡くなって1年を過ぎた 松竹芸能の筋書き通りに四代目も春之輔さんに決まった 今日は一門全員が揃っての口上だったのだが春蝶師が用があり来れなかった 残念である もっと大事な用事があったのかどうかは不明 小春團治師の軽やかな司会で一門の口上は盛り上がった
今日は江戸からも名人が来て豪華だった 昼の部は文珍師匠 歌丸師匠 鶴光師匠 が出演 夜の部は市馬師匠 鶴瓶師匠 ざこば師匠が出演した
昼の部のトップは春雨師の皿屋敷 今日は三代目の演目をかけていた 梅團治は野崎参り 春若は代書 春之輔は幸助餅 福團治は藪入りなどがかかった
ゲストの文珍師匠は新作の「あこがれの養老院」 歌丸師匠は紙入れ
仲入りがあって 小春團治師のアーバン紙芝居 鶴光師匠の竹の水仙 トリは福團治師匠の藪入りだった
文珍師匠は笑うツボを心得ている 銀行強盗をして刑務所に入って暮らす夢を見ている老夫婦の切ない物語 爆笑の渦だった
驚いたのは歌丸師匠 腸閉塞 肺炎を患いながらマクラも本題も素晴らしかった 声がよく出ていた さすがだ 感動した 今日は歌丸師匠の元気なお姿を拝見できただけでも来た甲斐があった
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