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2018年6月8日金曜日

林家きく麿 独演会

独演会のチラシを見て連絡先の携帯に電話をした 本人が電話に出てきたのにはビックリポン きく麿という名前から林家木久蔵(現・木久扇)門下ということは連想した 早速ネットで調べるとピンポン しかしホームページが開かない 落語協会のページを観ると「真打」になっていた どうやら「新作落語」が得意らしいことだけは分かった
当日は50人くらいは集まっていた 一番前の特等席が空いていたのでそこに座る 今日は3席を演じるという まず自己紹介から 木久扇の弟子 笑点の裏方として「座布団」を用意して山田君に渡しているという あの座布団は結構重たいらしい 5キロとか 軽妙な語りで皆さんを笑わしていた 
マクラの中で今日は3席 初めに2席 仲入りのあと1席 さてどんな新作落語かと楽しみにしていたらなんと「初天神」飴玉とみたらしのところで終わり 途中で子どもに連れのお客さんの声が聞こえてやりにくかったようだ
続いてはお楽しみの「新作落語」だった 「寝かしつけ」子どもを寝かせる噺で唄が次から次へと出てくる 「桃太郎さん桃太郎さん」から始まり次から次と熱唱 小林旭まで飛び出す オチは忘れた あったかな?
3席目は「青菜」 新作ではなかった 古典中の古典である 初めて聴く人にとっては良い噺である お客さんを見て選んだのだろう なかなか笑わせてくれた 最後におまけとしてカラオケを披露 なんと小林旭の「昔の名前で出ています」なかなか上手い 落語より良かったとはいわないが声もよく似ていた 3番まで歌った 私が4番と言ったら聞こえたらしく この歌には4番はありませんと言って笑わした 一番前なので握手までしてもらった なかなか面白い噺家でした
後からこの独演会の主催者を聴いた きく麿さんと懇意の地元の方が企画した落語会 このような会があればまた是非行きたい

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