小三治師匠がお亡くなりになった 突然の訃報 10月7日 心不全 ご自宅で 81歳とのこと 謹んでご冥福をお祈りします
池袋演芸場での高座を見たのは9年前の8月だった 夏の興行であった 毎年8月に小三治師匠は池袋の高座に立つ ファンはそのことを知っているから 超満員 開演時間に行ったが既に満員 立見席承知で入った 13時過ぎからずっと立ってみていた 正直疲れた 途中通路に座り込んだのを覚えている 何しろ「トリ」だからお客さんは誰も帰らない みんな小三治師匠を楽しみにしている マクラではオリンピックの馬術の法華津さんの話をしていた 法華津と補欠を引っかけて独特の間で笑わした 噺は馬に因んで「馬の田楽」だった
2014年に人間国宝に認定される とにかく存在感があった 多趣味は有名である 歌も味があった 最近は小三治師匠を中心とした特番もあった いろんな病気と闘いながら舞台を楽しまれていた 江戸では志ん生 志ん朝 小さん 談志 上方では米朝 松鶴 春団治 文枝 枝雀とスケールの大きな噺家が旅立っていった 特に枝雀師匠とは同い年だった 芸風は異なるが交流はあったようだ
とにかく江戸落語の代名詞 今となっては、DVDでしか聞けない しかしやはり落語はライブに限る 池袋の芸をしっかりと焼き付けたのでそれを思い出している お弟子さんの三三も寂しいだろう 三三の高座で思い出話を聞きたいと思う
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