初代森乃福郎さんが亡くなったのは1998年12月27日、64歳であった。今夜は丁度祥月命日の12月27日、17回忌の追善落語会であった。初代は競馬中継を担当していたのは覚えているが、落語をしてたのは、聴いたことがなかった。珍品を演じていたという。男前で売れっ子だった初代。2代目はたくさんの教えをいただいた師匠だったと言われています。「本はぎょうさん読め、本は人生の先生や」良い話ですね。そういえば、2代目も読書が大好きで、彦八まつりでは古本屋をやっています。
この日は、2代目と弟子2人に特別ゲストとしてざこば師匠が登場。まず2番弟子の阿久太さん、最近入門したばかりで、前は俳優をやっていたので、俳優の「アクタ」をもじって命名、演題は「無いもん買い」、1番弟子の石松さんは「風邪うどん」、確かに減量成功で、痩せました。噺もだんだん上手くなってきました。ざこば師匠は「不動坊」さすが聞かせる、もう名人の域です。
さて、2代目は、「象の足跡」「妊娠」「馬のす」の3席をたっぷり演じました。可愛いお嬢さんがお茶子をしていましたが、どちらかといえば奥様似でした。「象の足跡」と「妊娠」は初代の珍品だそうです。古典にはないわくわくさがあって楽しかったですね。2代目とは顔なじみになっていますし、これからも足を運びたいと思います。
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