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2015年2月21日土曜日

成駒屋 四代目中村雁治郎襲名公演


雁治郎はんと呼ばれて親しまれている四代目中村雁治郎襲名披露公演に行って参りました。中村頑雀改め雁治郎とのこと。席は前から3列目の花道の傍、なんと18,000円の一等席でした。義父から誘われての正月公演でしたので客席は華やか、女性も着飾ってなんともいえない歌舞伎の雰囲気がありました。

中村雁治郎はんは、坂田藤十郎と扇千景の長男、次男は扇雀を名乗っています。慶應義塾大学卒とか、学歴が半端じゃないですね。何を学んでいたのでしょうか。歌舞伎は数回みた記憶があるけど忘れてしまった。それも3階席だったので覚えていない。

演目は、曽我兄弟の仇討の「寿曽我対面」、「廓文章(吉田屋)」河内山宗俊の「河内山」の3目でした。曽我兄弟では、橋之助、愛之助、扇雀が登場。愛之助は女形おねえの役で大人気の役者、吉田屋では主役の雁治郎のほか橋之助、愛之助、扇雀、それに父君の藤十郎が夕霧で演じて大喝采。河内山では仁左衛門が主役で登場。丁度松竹座の楽屋に入る姿を拝見したので、よけいに親しみが湧いて観ることが出来た。格好いいです。口上は吉田屋のなかで語っていたのが面白かったですね。滅多に観ない歌舞伎を堪能した一日でした。いよ、成駒屋。

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