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2018年12月18日火曜日

初めての喜楽館




今年7月に神戸新開地に開館した喜楽館 上方落語の定席は天満天神繁昌亭に次いで2番目である 行きたいと思っていたが実現した 新開地に行くにはどうしたら良いか 阪神電車か阪急電車か 高速神戸の次が新開地 阪急は新開地まで 阪神は新開地から山陽電鉄で姫路までつながっている 結局は阪神に乗った
新開地に着くと歩いて2分 商店街の中に「喜楽館」があった これは便利である 早く到着したので周りを歩いた なんと福原が東側にあった これはこれは 思い出深い場所である 
開場は13時30分 桂ちょうばさんが太鼓を叩いていた 枝雀さんの息子さんである 叩いていると染吉さんと文太師匠が横を通った 今日は喬楽さんが出るというので「有田みかん」を楽屋に差し入れした 喬楽さんは病み上がりで心配だが普段と変わらなかったのが嬉しい 今日は「千両みかん」を誰か演じてくれれば嬉しいのだが
14時開演 染吉さんが「平林」続いてひろばさんの「笠碁」、続いて喬楽さんの「寄合酒」一生懸命のお喋りだった 色物で豊来亭玉之助さんの太神楽も登場
仲入り前はたま師の「ちしゃ医者」得意のショート落語で笑わせた この日のネタはスタンダードなものだった 新作ではなかった
福楽師は「代書」何度聞いても面白い噺である 次は江戸からのゲスト桂文治師匠 前は平治さんだったが数年前に文治を襲名した 大看板である 源平盛衰記のさわりを語った マクラでの池袋演芸場での支配人の話が面白かった
トリは文太師匠の「稽古屋」 熱演だった 「待ってました」と声を掛けた 師匠には聞こえたらしく この前は繁昌亭で「ご祝儀」が飛んできて大変だったと言っていた
初めての「喜楽館」なかなかこじんまりした良い小屋であると思った 少し我が家から遠いのは困る

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