2018年12月27日木曜日
年末のハルカス寄席
12月25日(火)は今年最後のハルカス寄席だった 先週も行ったので迷ったが好きな噺家が出るということで行くことにした 出演順に 喬介 由瓶 福丸 かい枝 華紋 雀太 由瓶さんは先週も聴いたが本来は本日の出番 先週は鉄瓶さんの代打であった
第1部のトップは喬介さん マクラは占いだった ニコニコ笑いながら「落語やります」と言って始めたのが「牛ほめ」喬介さんのファンは多い 今日もたくさん来ていた
由瓶さんは鶴瓶師匠の噺 噺は「動物園」時間を短縮してエキスだけを演じた 無駄なところは全部省いた「動物園」であった 福丸さんは南座の興行をマクラにもってきた 頭の良さは誰もが知るところ 灘中・灘高・京大法学部出身 福團治が師匠である 「蔵丁稚」はなかなか上手だった 優等生的な感じがやや物足らない
第2部のトップはかい枝師 このメンバーの中では一番の人気者である マクラでは神戸・大阪・京都の違いを面白く語った 3人で食事に行ったとき考えていること 神戸は見え張りでええ恰好したいタイプ どうやって皆の分を払おうかと考えている 大阪は割り勘を考えている 京都はどう御礼を言ったら良いか考えている というたとえで笑わして 京都の「京の茶漬け」を演じた 大阪の客人が一度は食べたいと思って出掛けたが 相手の奥様がなかなかしぶとい 永谷園とか言っても茶漬けを出さない しかしもう我慢がならないと腰をあげると「茶漬けでも・・・」と声がかかり成功 やっとのことで茶漬けを食べることになったのだが・・・そこでおーいお茶の伊藤園が出て来たり・・・
華紋さんは昨年のノーベル文学賞のイシグロさんをマクラに持ってきた 奥さんの親戚筋とのこと 従兄弟違いだそうな 噺は「阿弥陀池」先週も聴いたので違うのを演じて欲しかった
トリの雀太さんは新開地の喜楽館のマクラで笑わせた 久しぶりに元気なお姿を拝見したが今は大活躍中である 年末最後の噺とあって「芝浜」の大ネタを聴かせてくれた 上方では「夢の革財布」である オチは「また夢になるといけねえ」久しぶりに聴かせてくれた 雀太さんに感謝である
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿