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2011年7月23日土曜日

真田小僧

真田小僧は、タイトル通り子どもが主役だ。13歳の子どもが父親に小遣いをねだる。その手法は巧みだ。このあいだ晩に、お母さんの所に男の人が来たという話をして、次から次へと話をどんどん膨らませて、父からお小遣いを引き出す。それがこの噺の最初の山場である。その男は按摩さんであった。騙されたと分かった父は「真田幸村は、14歳のときに敵に囲まれ、咄嗟に敵の幟である永楽通宝のついた旗を造って夜討をかけ、敵陣に寝返ったとみせかけて難を逃れた。13歳のうちの奴とはえらい違う」と嘆く。第2幕は永楽通宝を6つ並べた真田の定紋「六連銭」はどんな紋とか言って子どもが父に聞いて銭を並べてもらう。勘定するふりして銭をもって行ってしまう。サゲは、その銭でどこに行くのかと聞くと、子どもは焼き芋を買うという。父思わず「ああうちの真田も薩摩へ落ちた」 焼き芋=薩摩か・・・  リンゴを買う=信州に戻ったというサゲはないのか?
真田幸村は、なんと信州とか。この前、駅で信州上田まつりのポスターを見ていたら真田まつりとあったので驚いた。 てっきり大阪かと思っていたのだが。 今度大阪の真田山公園に行ってみよう。 

1 件のコメント:

  1. 真田幸村は,故郷・長野の英雄です。
    信州の英雄(有名人)は少なく,県歌「信濃の国」に出てくるのは,木曽義仲,佐久間象山など,あまりぱっとしません。

    「真田小僧」は,桃月庵白酒でしか聞いたことがないと思いますが,白酒の十八番だと思います。

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