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2011年5月20日金曜日

犬の目

昔昔、犬を飼ったことがある。確かに目は大きく澄んでいた。その目を人間に入れたらどうなるのか。実に恐ろしい噺である。目をノミでくりぬく、落語では簡単に取れるらしい。その目を洗って縁側に干したところ、犬が食べてしまった。仕方がないから医者は犬の眼を使う。さすが落語の世界である。犬の目を入れた患者は、喜んで帰る。遠くまで良く見えるらしい。ただ、電柱を見ると、もよおして片足を上げてしまう。
眼医者ではなく迷医者だろうな。8年くらい前に目がおかしいので眼医者に行った。診断は「飛蚊症」とか。原因は老化から来るものとか。そういえば、レーシックとかいう近眼の治療法があるらしい。良く見えるらしいが、犬の目にならないか心配である。

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