3年前に橘家圓太郎師匠が池袋演芸場で演じた化け物使い。面白かった。珍しい噺であった。上方では1回も聞いたことがない。どうしてだろう?人使いの荒い隠居と口入屋から来た久蔵のやりとりは、関東訛りの方が良いのかも。大阪弁ではなじまないかもしれない。
久蔵さんもはじめは我慢していたけれど、隠居が化け物の出る屋敷に引っ越したのを契機に暇を取ってしまった。隠居は化け物なんか全然怖くない。一つ目小僧、大入道、狸が出てきて大騒動、どれもこれもこき使われる。隠居ほど人使いの荒い人はないというのがサゲ。こういう人は確かに居る。久蔵。そういえば試し酒に出てくる朴訥な親爺さんも久造さんだったな。
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