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2011年6月23日木曜日

袈裟茶屋

18日(土)久しぶりに田辺寄席に行った。正月以来だ。大久保さんが体調を崩され、お元気になったとのことで、その後の様子も気になっていた。受付でいつもの大久保さんに会った。良かった。
この日は、桂かい枝さんの「じっくりたっぷりの会」だった。桂文太師匠は仲入り後に登場。袈裟茶屋との演目であった。聞いたことのない噺だった。しかし、それは、文太師匠得意の「贋作」であった。錦の袈裟の贋作。袈裟をふんどしに・・・与太郎ひとりだけもててもてて・・・
大阪は新町。東京は吉原が舞台である。隣町の若い連中に対抗して与太郎達が錦でそろいの褌をこしらえ、新町で遊ぶ。与太郎はお寺の和尚さんから明日の朝必ず返すと言って錦の袈裟を借りてくる。錦で褌をこしらえたら、それがもてるわ、もてるは。女が離そうとしない、「今朝は帰しません」。与太郎慌てて「袈裟は帰さないと困る」がサゲ。文太師匠最高。故郷に錦を飾るの錦?今度お坊さんに会うことがあったら良く見てみよう。京都は錦市場ですね。

3 件のコメント:

  1. 桂かい枝,以前テレビで見て面白いと思いました。
    桂文太さんも,聞いてみたいです。
    「錦の袈裟」,誰かで聞いた覚えがありますが,思い出せません。
    本当に,いろいろな話がありますね。

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  2. かい枝さん 若手のホープですね 英語が得意です 英語落語でアメリカ修業
    文太さん 田辺寄席に毎回登場 失明してもそれを感じさせない芸は凄いの一言

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  3. 文太さん,失明されているのですね。
    ネットで調べて,50歳のときに失明したが,それを公表したのは2010年12月だったと知りました。
    目が不自由なのを感じさせない高座とのこと。
    とても聞いてみたくなりました。

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