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2011年6月24日金曜日

ねずみ

6月の田辺寄席。桂かい枝さんの「じっくりたっぷり」を堪能した。短パン刑事とねずみが演目だった。新作の短パン刑事、初めて聞いた。あまり覚えていない。笑うには笑ったが。帰りに地下鉄の駅で「ゴメンで済んだら警察いらん」という大阪府警のポスターがあった。「タレこみ歓迎」も本当にあった話。府警はなかなかやるわい。昔はそのフレーズ良く使っていたような気がする。
ねずみは、この前、聞いた福團治師匠と同じ舞台の岡山だった。岡山の旅籠。なんとなく江戸の噺の仙台の旅籠が良いような気がする。日光にも近いし。伊達藩だし。しかしわが故郷讃岐高松には左甚五郎の美術館があるから岡山もありかな。とらやとねずみやの遺恨騒動。ネズミはトラの彫り物を猫と思い込みじっと動かなかったがサゲ。三井の大黒、竹の水仙といい甚五郎が出てくる落語も聴かせる。知恩院の忘れ傘、東照宮の眠り猫など、伝説の人物である。

1 件のコメント:

  1. 「ねずみ」は入船亭扇橋のCDで聞いたのが最初でした。味わいがありました。
    落語研究会でやっていた志の輔は,父親のために懸命に頑張る子どもが絶品でした。
    上方版は,塩鯛と梅團治で聞きました。
    いい話ですよね。

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