毎年11月に開催する「桂文我」独演会 今日は宗助さんが一緒 実は開演前に文我さんとすれ違った こんにちは 今日は楽しみにしていますよ ありがとうございます と文我さんは答えた その数分後宗助さんと会場の1階にある図書館ですれ違った 今日は何席やりますか 楽しみにしていますと 言えば宗助さんから2席やりますと応じてくれた
18時30分開演 まず宗助さん「替わ目」おなじみの酒飲みの噺 サゲは今行ったらお銚子の変わり目 ちょっと分かりにいくが・・・続いて文我さん「持参金」これは金は天下の回りものがサゲ いったん終わって続いて文我さんが「菜刀息子(ながたんむすこ」を一席 この噺は米朝師匠の4代目桂米團治さんが作った噺とか 滅多に演じることがないらしい 別名「弱法師(よろほし」というらしい 実は桂吉朝師匠が亡くなる前に演じた一席 笑うところはないので覚悟して聞いて欲しいと演じた 素晴らしかった 今日はこれだけで値打ちがある サゲもまあまあ
仲入り 宗助さんの稲荷俥(産湯稲荷までのこわーい噺) この噺は聞いたことがある 米朝さんの本を片手に高津神社さんに行った帰りに寄ったことがある 確かに怖い雰囲気のお稲荷さん そして最後は文我さんの「紀州」これは最後に演じる噺ではないが マクラが実に面白かった 笑わせてくれた 家康(家が安い)とか 綱吉を網吉(あみきち)と読んだ司会者 露の團六さんの但馬牛(ただし馬と牛の肉) キシューのサゲに入るまで引っ張って引っ張って笑わしてくれた 今夜はたっぷり2時間40分の最高の独演会でした